子育てグリーン住宅支援事業で新たに登場した住宅性能区分、GX志向型住宅の基準について解説していきます。私は一条工務店のi-smileで家を建てたましたが、この基準があまりにも高いので、家は性能を推している一条工務店さんがとても有利だと感じました。そのことをYouTubeで解説していますので、よければご覧ください。
GX志向型住宅とは
GX志向型住宅は2025年の住宅補助金である「子育てグリーン住宅支援事業」で登場した、新しい脱炭素住宅の区分です。従来の脱炭素住宅で有名なものだと、「ZEH」なんかが有名だと思いますが、そのレベルアップバージョンだと考えてください。
では、具体的にGX志向型住宅に求められる水準はいかほどか説明していきます。
GX志向型住宅 | ZEH | |
断熱性能等級 | 6以上 | 5以上 |
一次エネルギー消費量削減率(再エネ除く) | 35%以上 | 20%以上 |
一次エネルギー消費量削減率(再エネ含む) | 100%以上 | 100%以上 |
HEMS(高度エネルギーマネジメントシステム)搭載 | 必要かも | 不要 |
となります。さらに、子育てグリーン住宅支援事業の前身である2024年の子育てエコホーム支援事業におけるZEH住宅のZEHには一次エネルギー消費量削減率(再エネ含む)は不要でした。GX志向型住宅では、当然必要になりますので、GX志向型住宅を目指す方は、再エネの導入(主に太陽光発電になると思います)が必須です。※
※豪雪地帯を除く
GX志向型住宅のメリット
なぜGX志向型住宅を目指すのか。それは補助金の額が例年より大きく上がったためです。2024子育てエコホーム支援事業では「長期優良住宅」が最大の補助額であり、最大100万円でしたが、2025子育てグリーン住宅支援事業の「GX志向型住宅」では最大160万円補助されます。
また、「長期優良住宅」「ZEH水準住宅」については補助額がそれぞれ最大80万円、最大40万円と大きく減額されており、GX志向型住宅を目指す必要性は高まりました。
さらに、GX志向型住宅はZEH住宅より一次エネルギー消費量が少ないことが求められるため、建てた後の光熱費という面でも有利に働きます。
一条工務店が有利な理由
一条工務店は家は性能を謳ってるだけあり、基本的にどのシリーズでも高性能です。我が家は一条工務店のi-smileというセミオーダー住宅で建てましたが、断熱等級6(Ua値0.35)、一次エネルギー消費量削減率(再エネ除く)49%、一次エネルギー消費量削減率(再エネ含む)211%となります。HEMSは不要だったので搭載してませんが、GX志向型住宅という区分が出る前にすでにGX志向型住宅レベルの家を建てているわけです。
まとめ
本日は子育てグリーン住宅支援事業にて登場した新たな脱炭素住宅の区分、GX志向型住宅について解説しました。詳細や、なぜ一条工務店が有利なのかをもっと具体的にお話している動画を埋め込んでおりますので、興味があればご視聴ください。ではまた。
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